会社経営のポイントやコツを紹介!「「【平成31年度税制改正大綱】消費課税(車体課税)編」・「【平成31年度税制改正大綱】国際課税編」」

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DATE:2019.02.04

【平成31年度税制改正大綱】消費課税(車体課税)編



■車体課税減税〜大幅な見直しの背景

 平成31年度税制改正大綱では、10月に予定されている消費税率の引上げ後の高額耐久消費税(住宅・自動車)の需要の反動減に配慮し、これらの税負担の軽減に重点が置かれています。
 ただ、車体課税については、昔から、自動車メーカーから国内市場の活性化のため軽減の要望が強くありました。一方で車体課税の多くが地方財源。道路の維持管理に安定的な財源を確保が必要で、大胆な減税にはなかなか応じられません。
 この双方の要求事項を消費税増税のタイミングで解決してしまおうというのも今回の改正の背景の一つ。与党税調も「最終的な結論」と力が入ったものになりました。


■購入時の課税は新税導入(環境性能割)
 
 自動車の購入時の課税は、新税(環境性能割)が導入されます(H31.10.1より改正)。

  改正前(消費増税前)      改正後(消費増税後)
 ------------------------------------------------------------------
  自動車取得税          新税(環境性能割)
  (道府県民税)          ※自動車取得税廃止
 ------------------------------------------------------------------
  購入価格×3%         燃費に応じ0〜3%
 (エコカー減税あり)       (エコカー減税なし)
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 今回の改正では、消費増税後の負担を解消するため、改正後1年に限り、新税(環境性能割)の税率が1%軽減されます。また、一定の燃費基準を上回る車は非課税となります。一方、自動車取得税の廃止までの31年4月〜9月購入の車両については、エコカー減税(自動車税)が縮小されます。


■保有による課税(自動車税)は恒久減税化
 
 自動車の保有者が毎年納める自動車税(道府県民税)は次のように見直されます。
 (H31.10.1以後の新車登録より改正)

 改正前                 改正度(恒久減税)
 --------------------------------------------------------------
 排気量に応じて            排気量に応じて
 年29,500円〜111,000円       年25,000円〜110,000円
 --------------------------------------------------------------

 これは恒久的な減税(1,000円〜4,500円)で、排気量が小さいほど減税幅が大きくなります(軽自動車税は据置きとなります)。


■自動車重量税のエコカー減税は縮小へ
 
 一方、2年に一度の車検時に支払う自動車重量税(国税)は増税となります。重量税のエコカー減税は2年期限で延長されましたが、環境性能(燃費)の悪い車は減税幅を少なくし、2回目車検の免税措置も電気自動車等に限定する方針です。また、「自動車重量譲与税制度」を設け、自動車税の税収減を補う仕組み作りを行っています。




【平成31年度税制改正大綱】国際課税編



 平成31年度税制改正では、OECDのBEPS(税源浸食と利益移転)プロジェクトの最終勧告を踏まえ、@過大支払利子税制、A移転価格税制、B外国子会社合算税制の見直しが行われます。
 @Aの改正は、平成32年4月以後に開始する事業年度、Bの改正は、一部を除き、内国法人の平成31年4月以後に終了する事業年度の合算課税より適用されます。


■過大支払利子税制の見直し
 
 過大支払利子税制とは、所得金額に比し過大な利子を国外の関連者等に支払うことによる租税回避を防止するため、その純支払利子のうち調整所得金額の一定割合を超える金額を損金不算入とする制度です。
 OECDの勧告を受け、次の改正が入ります。

                改正前         改正後
 -------------------------------------------------------------------
 対象となる        関連者純支払     純支払利子等
 支払利子等       利子等のみ       (第三者を含む)
 -------------------------------------------------------------------
 調整所得金額  国内外の受取配当益金    国内外の受取配当益金
 (利子・税・      不算入額を加算する  不算入額を加算しない
 償却前所得)
 --------------------------------------------------------------------
 一定割合         50%            20%
 --------------------------------------------------------------------
 適用除外    関連者純支払利子額が    純支払利子額が
           1,000万円以下など    2,000万円以下など
 --------------------------------------------------------------------

■移転価格税制の改正
 
 移転価格税制とは、国外子会社等との取引価格の操作による国外への所得移転を防ぐ制度です。OECDの勧告を受け、次の項目(主に無形資産)の改正が入ります

 1  移転価格税制上の無形資産の定義の明確化
 2  独立企業間価格の算定方法の整備 (算定方法としてDCF法を追加)
 3  評価困難な無形資産取引に係る価格調整措置の導入
 4  移転価格税制に係る更正期間等を7年(改正前6年)に延長
 5  比較対象取引に係る差異調整方法として統計的手法(四分位法)を認める


■外国子会社合算税制の見直し
 
 この外国子会社合算税制は実質的事業活動がない外国子会社等(ペーパー・カンパニー)から得られる所得を内国法人の所得に合算して課税する制度。今回の改正では、海外ビジネスにおいて一般的に用いられる実態があり、租税回避リスクが限定的であるもの(持株会社、不動産保有や資源開発等プロジェクトに係る外国関係会社)がペーパー・カンパニーの範囲から除かれます。






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